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テレビの通販や番組で寝具やまくらを紹介する時に、いかにももっともらしい理屈をつけて、この寝具が一番です、あるいはこの寝具でさまざまな問題が解決します、ということが云われています。でも本当でしょうか? 残念ながら、寝具と睡眠理論を体系化したものはありません日本睡眠環境学会・日本睡眠環境研究機構・日本睡眠学会・滋賀医科大学睡眠学講座 これら日本の権威ともいえる団体の先生がたとお付き合いをさせていただきました。残念ながら、寝具と睡眠理論を体系化したものはない、というのが現状です。とくに睡眠障害などの内的要素の多い問題をどのように寝具で解決化していくか、ということに関していえば、極論を言えば「使って気持ちの良い寝具を選びましょう」程度しかない、というのが現状です。 主観評価と客観評価の違いもう一つやっかいなことは、睡眠には主観評価(よく眠れたどうかを自分が評価する)と客観評価(睡眠ポリグラフのような脳波などの状態から睡眠を客観的に評価する)の2種類ありますが、睡眠時無呼吸症候群の中には、「よく寝られてますよ」と自覚症状のない方も多くいます。逆に不眠を訴える方の中には、客観的には入眠に時間がかかるだけで、眠ってしまえば良好な睡眠である方もいます。 眠りを促進する、というより、眠りを阻害する要素を取り除くことヒトは眠らずに過ごすことはできません。ところが、まぶしい、音が大きい、寝具が合わないなど、さまざまな要因で眠りの質が阻害されます。眠れない、の多くは「良い眠りができた」という充足感が少ないからだと云われます。これらの眠りの阻害要因を取り除き、身体へのストレスを下げるだけでなく、接触感で、ヒトの心にプラスを与える気持ち良い寝具を使うことにより、睡眠の質の向上が期待できるのです。 そのための快眠カウンセリングと快眠フィッティング快眠カウンセリングと快眠フィッティングは、お客さまが持たれている眠りの問題を分析し、それを元に提案する寝具を自分に合うものを試すことによって眠りを阻害する要素を可能な限り取り除き、質の高い睡眠への道をつくることにあるのです。
カウンセリングシートにご記入の上、ご来店下さい(要予約)快眠カウンセリングご希望の方は、下記のリンクからPDFファイルになったカウンセリングシートを印刷して内容にご記入いただきます。それを基にお客さまとカウンセリングいたします。カウンセリングは前もって日時をご予約下さい。 睡眠障害のチェックにはPSQIとESSを使用しますPSQIは睡眠の状態を主観的に評価するものです。ESSは眠気調査で、主に睡眠時無呼吸症候群のチェックに使われます。
快眠フィッティングはまず敷寝具(ベッド・マットレス)から最も重要なのは敷寝具です。なぜなら、背骨はヒトにとって一番重要であり、自分の全体重を支え、背骨に無理がないような自然な寝姿勢を得るには敷を最重要視することが大切だからです。
敷が決まったら、それに合わせて枕を選ぶ枕は敷やマットレスを選んでから、その次です。逆の選び方をしないようにしましょう。
掛布団は敷の吸湿性や保温性をチェックしながら、寝床内気候33℃50%をめざして選ぶ掛寝具の選び方は、フィッテイング、重量などありますが、ソフトで、肌添いが良く、通気性の良いものを選ぶことが大切です。ここは体質(主に代謝量)に合わせて、最適な掛の組合せをサポートします。
身体とのインターフェイス、カバーの重要性を知りましょう意外に見過ごされるカバーですが、ふとんの良さを引きだし、官能評価を高めるため、快適な眠りのためには重要な要素です。
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