眠りのプロショップSawada 快眠寝具研究室

体質別寝具の選び方 - 寒がりやさん


血行不足からくる女性に多い冷え性。その対策は?

冷え性の原因は「自律神経の失調」「ホルモンバランスの崩れ」「低血圧」「貧血」などがありますが、代謝量や運動量をあげることが一つの解決になってきます。対策は寝具以外にいろいろとありますが、特に寝具にとって大切なことは、とにかく保温性の良いものを使うこと、特に足下の保温がポイントとなります。

血行促進に有効な温熱療法の敷ふとん−ちょっと高いけど絶大な効果

遠赤外線は毛細血管の血行促進を促します。温泉のお風呂が湯冷めしないのも遠赤外線のおかげ。そこで遠赤外線ヒーターを組み込んだ温熱療法効果のある敷ふとんを使うことで血行不良はかなり改善します。もっともこのタイプはトルマリンだとかプラチナフォトンだとかいろいろと訳のわからないものもあるのですが、ヒーター入が確実です。体圧分散も優れているムアツふとん温熱電位タイプがおすすめです。一般に販売されている温熱(+電位効果のある)敷ふとんは固綿入のものが多く、シーツだけでは肩の周りの空気が逃げてしまい冷えやすくなります。そこで、ビラベックの羊毛敷ふとんを組み合わせてもらうとさらに効果的です。



体圧分散タイプの温熱電位敷ふとん
ムアツふとんインナーバランス シングル144,900円


ビラベック羊毛敷ふとん(リネン麻裏地付)
シングル 敷ふとん53,000円 パッド33,000円



靴下より効果的なビラベックの快眠ソックス

冷え性対策には靴下をはいて眠ると良いとされていますが、普通の靴下では血管を圧迫してしまいます。そこで保温性もアップしたビラベックの快眠ソックス。ビラベックの敷ふとんの暖かさをさらに足に感じていただけます。暖まって不要になったら自然に脱げてしまうのも良いですね。

足をほんのり温める湯たんぽもおすすめです

湯たんぽも足の末梢血管の血行を促進するツールとして近年見直されてきました。眠りのプロショップSawadaではこの秋からオーストリアSteiner社の湯たんぽを日本初で独自輸入販売いたします。



羊毛わたで作ったビラベック快眠ソックス 8,400円


オーストリアSteiner社の湯たんぽ


寝具の保温性を上げるためには−まず敷の保温性をアップする

保温性で一番大切なことは、自分の身体で暖められた空気をにがさないこと、そして、熱を奪われないことにあります。
寒いというと、すぐ掛けふとんや毛布を頭にうかべませんか?ところが、特に畳の上で寝ている場合、身体の熱は敷から奪われていることが多いのです。保温性を上げるためには、まず敷寝具の保温性を向上させることが近道です。

畳の上での敷の基本は重ねること。二枚敷をすることから始めます

敷を二枚重ねることで保温力が格段にアップします。1枚だと身体の温度はほとんどが下から奪われていきます。ベッドにすることで、さらに暖かさを得ることができます。1枚で寝ていらっしゃ方は、上記のビラベックの羊毛敷ふとんを1枚足してみてください。保温性がまったく異なることに気が付くことでしょう。電気毛布は身体の体温調節能力を奪い、身体の水分をも奪ってしまいます。できるだけ避けてください。どうしても部屋の保温性が低くて電気毛布を使う場合は、二枚敷の間に入れて、間接的に布団を暖めるようにしてください。

極上の自然の暖かさを実感できるムートンシーツ

ムートンとは羊の毛皮。ウールよりさらにその暖かさを実感することができます。体圧分散機能もありますので、代謝量が落ちてきた高齢者などご年配の方には特におすすめします。
眠りのプロショップSawadaでは国産の良質なメーカーとダイレクトで取引することによって、良質のオーストラリア原皮を使ったムートンシーツをリーズナブル価格でお届けしています。毛足の長さ(25mm、35mm、50mm)やサイズ、色も自由にお選びいただけるオーダー式です。



35mmの国産最高級ムートンシーツ
シングル 178,000円

ムートンシーツまではちょっと、という方には、ウールの敷毛布(5,250〜15,750円)がお手頃です。ウールは湿気を吸うと湿潤熱で発熱する特徴がありますので、自然の暖かさを感じるにはベストの素材です。

寝具の保温性を上げるためには−身体のまわりの暖かい空気を逃がさない

保温性を上げるためには大きく二つの要素があります。まず熱遮断性を良くすること、もう一つは身体の周りの暖かい空気を逃がさないことです。熱遮断性を良くするということは、判りやすくいうとふとんの嵩をあげることです。嵩が増えると空気の量が増え、保温性がアップします。つまり「ふかふかのふとんは暖かい」というわけです。それでは、沢山入れたら良いかというとそうではありません。下図は羽毛布団の断面図ですが、絶対的な保温性はAより嵩のあるBの方が上です。ところがBのふとんは中身を入れすぎているので身体に添いにくくなります。その結果、保温力があるにも関わらず、身体に添わないので、暖まった空気が逃げてしまい易いのです。Cにすると、保温性もあり、身体への添いもよくなるのです。


A 

B 

C


身体の周りの暖かい空気を逃がさないために

 1. 毛布を使って身体全体を包む。足元も折り返して逃げないようにする
 2. 身体にフィット性の良い真綿ふとんを肌布団として使う
 3. 布団の全体を、軽いキルトのようなもので覆う
などの方法が考えられます。


羽毛布団の上に毛布を乗せる は間違い

しばしばいわれる間違った使い方の代表が毛布は羽毛布団の上に乗せる、です。たしかにアクリル毛布のような吸湿性の少ない毛布を間に着てしまうと羽毛布団が持つ吸湿発散性能が活かされません。かといって、重いアクリル毛布を上に乗せると、身体への密着度は上がるかもしれませんが、毛布の重みで羽毛がつぶれて保温性が下がります。
ベストんは方法ははウールなどの自然素材の毛布を中に着ることです。保温性からいってもウール、特にカシミヤがベストです。この毛布を身体に巻き付けるようにして使うと暖かく眠れます。羽毛布団が身体に添わない場合は、毛布を上に掛けても良いでしょう。掛布団より少し大きめのキルティングの掛け(例えば200×250cmぐらいの長方形こたつ用など)を上から掛けると、身体への密着度が上がり、空気が逃げにくくなります。



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