体質別寝具の選び方　-　元気な熟年の方は

日本人の平均寿命は男77歳女83歳 人生の最終ステージを健康で暮らすこと

子供にも手がかからなくなって、人生も最終ステージをこれから迎えようとする50〜60代の世代にとって、最も関心があることとおいえば「健康」でしょう。
日本人の平均寿命は男性で77歳、女性で83歳。健康を維持していくことが何より大切です。そのためには、体にストレスがかからない質の高い眠りが求められています。

畳で寝るスタイルからベッドに変えるメリットはいくつかありますが、
その１　ふとんの上げ下ろしが少なくなること
その２　起き上がりが楽になること
その３　冷えをふせぐこと
特に電動リクライニング式ベッド（介護用ではありません）にすることにより、寝る姿勢を自由に選べます

血行を良くする事が健康の秘訣−血行を促進する寝具を使うこと

冷え（血行不良）がさまざまな病気を引き起こすことは広く知られています。まず冷えを回避することがもっともたいせつなこと
特に断熱性の悪い日本家屋は注意です。遠赤外線ヒーターを組み込んだ温熱治療効果のある敷ふとんを使うことをおすすめします
また、肩口を冷やさないためにも、真綿ふとんのようなフィット性の良いふとんがおすすめです。

体圧を分散して体への負担を少なくする

世間では「せんべいふとんが体に良い」と信じられていますが、筋肉の力が衰えてくる熟年世代では固すぎるふとんは体の出っ張ったところへ体重がかかりすぎるために寝返りが増え、眠りが浅くなります。
エルゴフレックスやジェルトロン、整圧ふとんのような体圧分散にすぐれた敷ふとんを使うことが、体への負担を少なくすることができます