天然ラテックス100%マットレスの草分けボディドクター
ドイツの老舗ビラベックのラテックスマットレス・ミルフィ
BodyDoctor & Milfi
天然ラテックス100%のマットレス 草分け的存在のボディドクター 新しいビラベック・ミルフィ
ラテックスマットレスというと、もちろんヨーロッパでは以前より使われてきましたが、日本では最近になってポピュラーになってきました。しかし、中数年以上前から草分け的に愛されてきたのがボディドクターマットレスです。一方、ボディドクターの良さはそのままに、最近の日本人の体格に合わせてラテックスコアを10cmにして新しく生れたのが、ビラベック社のミルフィマットレスです。
いずれも天然ラテックスの良さを十分に味わうことができるのです。
ラテックスマットレスの特徴-それは正反発
巷にはテンピュールに代表されるような低反発マットレスや、マニフレックスにに代表される高反発マットレスがありますが、ラテックスマットレスの特徴を一言で言えば「正反発」。程よい反発と優れた体圧分散性を持った素材です。ラテックスとは天然ゴムの木から取れる樹液に発泡剤を加え、型に入れて熱を加えながらパンケーキのように発泡生成する天然100%のウレタンといえます。
下図のように、異なる重量を加えてもその中心線は一定です。背骨のラインを一定に保つ必要があるマットレスの素材としては非常に優れているのです。
ラテックスマットレスの特徴-耐久性と抗菌性
ラテックスマットレスのもう一つの特徴は、耐久性に優れているということです。一般的な使用方法では10年たっても変形はほとんど見られません。もっとも、全てのラテックスがそうではありません。ゴムの樹液の質が悪かったり、発泡剤の攪拌が十分でなかったり、発泡過程で手抜きをしていると、中空の部分、いわゆる「す」ができて耐久性を低下させます。その意味からも、品質の高いラテックスフォームメーカーを選ぶことはかなり重要といえます。この面から言えば、ヨーロッパのフォームメーカーには一日の長があるといえます。
一方で、紫外線に当たると分解することから、廃棄時にもゴミを出しにくいエコロジーな素材でもあります。
さらに驚くべきはその高い抗菌性能です。大腸菌・ブドウ球菌・MRSAなどの雑菌は全て24時間以内に殺菌するという天然の抗菌効果を持っています。それゆえに、ニオイが付きにくく、カビの発生もしにくいという利点があります。
ゴムの樹から樹液を取るところ
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発泡生成されたラテックスフォーム
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重量が違っても中心線は一定になるので
正しく身体を支えることができる
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体圧分散図
上がラテックスマットレス 下が一般のマットレス
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取り扱いの楽な7.5cmコア、長年販売され実績を誇ります
マレーシア・ダンロップの工場で生れるラテックスコアは、ダンロッププロセスと呼ばれる方法で生成されます。モデルとしては古いながらも、長年にわたって多く販売されてきた実績があるマットレスです。硬さはモノゾーンと呼ばれ、均一の硬さになっています。
LGAなどのへたりテストなど数多くのテストにパスしています。
シングル71,400円は発売以来ずっと変わらない価格
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穴が空いているので、空気の流通も確保される
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ちょうど良い厚さのしっかり感があるビラベック・ミルフィマットレス
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しっかりめの10cmコア、側生地には竹繊維を使用しています
ボディドクターの7.5cmコアに対し、33%厚い10cmコアを採用し横寝とウッドスプリングベッドにも対応します。側生地は竹繊維が入ったソフトなもので、身体のカーブを優しくサポートします。
シングル79,800円
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ボデドクターより厚めなので、横寝が楽
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ボディドクターマットレスとミルフィマットレスの特徴と評価
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老舗の安定-ボディドクター
基本的にはベッドの上なのですが、7.5cm厚(表示は10cmになっていますが、中のラテックスコアは7.5cmです)と比較的に薄いタイプなので、軽くはないのですが畳やフローリングの上でも使えるサイズになっています。センベラのようなウッドスプリングでも使えますが、おすすめはヒュスラーネストのリフォーマエレメントやリラックスのナチュールフレックスのような、ストロークのしっかりあるウッドスプリングと組み合わせるのがベストでしょう。
オールマイティに使えるビラベックミルフィ
ボディドクターに比べると2.5cm厚い10cmラテックスコアを採用しています。このため、スノコやセンベラのウッドスプリング、ヒュスラーネストやリラックスなどのウッドスプリングなど、どの組合せでもそこそこ相性の良さを発揮します。組み合わせるベッドパットは、やはりビラベックのボゥルフと呼ばれるウール3.2kgのバージョンがいいようです。表面はソフトなので、表面の張りが欲しい方はハニカムシートと組み合わせて下さい。
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