2.眠りを良くするには運動も必要です

眠りの不満を解消するパターン別20の解決法2

運動不足に陥っている

人間は、疲れると眠くなります。

これは、人間にとって生理現象のひとつです。

睡眠の主な役割は、心と身体の疲れを回復させること。

ですから、一般的には肉体労働の仕事をしている人なら、身体を使った労働ですから眠りもよくなります。

この様に、夜に眠りやすくするためには、昼間に一生懸命身体を動かせばよいのですが、体を動かさないデスクワークのような職業もあります。特に、事務職やIT関連の仕事は、椅子に座っている時間が大半を占めています。会社の受け付けやタクシードライバーなども、体を動かすことは少ない仕事と言えます。

では、身体を動かす機会の少ない仕事の場合は、どうすればいいでしょうか?

答えは簡単です。運動する習慣を、身に付ければ良いのです。

ジョギングする風景

運動を習慣化する

習慣化するというとハードルが高いような気がしますが、工夫次第で普段の生活の中に簡単に取り入れることができます。また、運動と言っても、ジムで汗を流したり、皇居の周りを一生懸命マラソンするようなハードな運動は必要ありません。少し汗ばむ程度の運動を適切な時間帯にすることが大切です。

簡単な運動例

  1. 仕事帰りに1駅分散歩して帰る。(都会の方限定)
  2. 犬の散歩をする。
  3. 買い物に自転車や徒歩でいく。
  4. 軽いストレッチをする
  5. ヨガをする

例を挙げればきりがありませんが、体を動かすことを習慣化することが大切です。

運動する時間帯も大切

早朝の激しい運動や就寝前の運動は、健康にも睡眠にもよくありません。睡眠を良くする最も適した時間帯は夕方です。17時に仕事が終わる方は、帰りにウォーキングがてら散歩するのもよいでしょう。仕事の帰りが遅い方は、無理に運動することはかえって逆効果になることも。また、夕食後の運動も眠りを悪くするだけでなく、食事を消化することにエネルギーを使っているので、運動することはよくありません。

沖縄のご高齢者を対象とした研究では、夕方の軽運動で睡眠の質が改善したことが報告されています。

参考:沖縄健康長寿ダイエットプログラム
国立大学法人 琉球大学 ヘルスツーリズム分野 ウェルネス研究プラットホーム

 まとめ

  1. 運動不足になりがちな方は、簡単な運動を取り入れる
  2. 運動するのは夕方がおすすめ
  3. 無理な運動は睡眠の質の低下になることも

お風呂上がりに軽いストレッチをすることは、リラックスになるのであれば効果的です。

睡眠の質を変えるだけであれば、ジムへ通ったり、水泳をしたり、ジョギングをしたりと言った準備が必要な運動は必要ありません。自分が習慣化しやすい方法で、生活に運動を取り入れましょう。

ちなみに私は、毎日20分程度の距離を歩いて通勤するように心がけています。
皆さんもぜひ習慣化してみてくださいね。

安眠・快眠のシンプルな方法 その20

  1. 規則正しい生活を送れていない。
  2. 運動不足に陥っている。
  3. 夜ウォーキングなどの運動が習慣だ。
  4. 夕食は寝る直前に取っている。
  5. 夕食後に、お菓子をたべてしまう。
  6. 寝酒をたしなむことが習慣になっている。
  7. 熱いお風呂が大好きだ。
  8. お風呂上がりは、だらだらと過ごしてしまう。
  9. 寝る直前まで、PC・携帯・テレビなどを見ている。
  10. 寝るまで白色の明るい電気をつけている。
  11. 寝られないときは布団でごろごろしている。
  12. 生活・環境音が気になる。
  13. アロマテラピーを簡単に試してみたい。
  14. 眠れないと考え込んでしまう。
  15. 眠れないときにすることがわからない。
  16. 「安眠の儀式」について知りたい。
  17. のどが渇いて目覚めることがある。
  18. 気になる音を少なくする。
  19. 時間が気になってしまう。
  20. 眠れる体質に改善したい。

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