ゴールデンウィークも終わって、5月の第2日曜日は「母の日」ですね。
いつまでお母さんや奥様には若くてきれいでいてほしいもの。
エステや高価な化粧品、これはやめられないかもしれませんが、
毎日飲んでいるサプリメントはやめられるかもしれません。
それは、睡眠がアンチエイジングに大きく関わっているからです。
一体どういうことなのでしょう。
適度な睡眠時間に効果あり!
あくまでも統計的にですが、長い時間眠れば長生きできるかといえば、そうでもないし、短時間で深い睡眠を取るのが健康長寿につながるというわけでもありません。
また、睡眠時間は7時間くらいが、心血管障害のリスクや、死亡率が最も低いので、最適な睡眠時間と言われることもありますが、それも正しいとは言えません。
実は、必要睡眠時間は個人差が大きく、あくまでも平均して7時間なので、自分に必要な睡眠時間を取ることがアンチエイジングの第一歩です。
眠りの質も大切です。
長時間布団の中にいるだけでは、睡眠によるアンチエイジングは達成できません。
眠りの質をよくすることが大切です。これには、様々な方法がありますが、いくつか例を挙げましょう。
- 朝日をしっかりと浴びる
- バランスの良い食事を適度な時間に取る
- 食事直後に運動はしない
- 夕方以降の運動は逆効果
- パジャマを着用する
- 寝室にテレビを置かない
- 寝酒はしない
- 寝る前に液晶画面を見ない
- 気持ちの良い季節に合った寝具を使う
他にもたくさんありますが、全部を一度にはできないかもしれません。
少しづつでも習慣化していきましょう。
若さの秘訣はミトコンドリアにあり?!
地球上のほとんどの生物で、エネルギーを生みだす重要な働きをしているのが、細胞中のミトコンドリアです。
実はこのミトコンドリアは、加齢によってその量と質が減少していくので、健康や老化の問題と、非常に深い関連があることがわかってきています。
なぜミトコンドリアの話が出てきたかというと、睡眠中に若さを保つために働いている老化防止機能や、遺伝子の修復作業などを行う長寿のためのシステムにエネルギーが回らなくなると、いくら眠ってもアンチエイジングにはならないことになるからです。
つまり、ミトコンドリアの量と質を良くすることは、エネルギーを作る能力をアップさせることになり、結果睡眠中の若返りホルモンである成長ホルモンの分泌増加につながるのです。
もちろんミトコンドリア自体も健康な体を維持するエネルギーを生みだしているのですから、日々の生活も若々しく健康に過ごすことが可能になるのです。
また、脳のミトコンドリアが増えると、脳が使えるエネルギー量がふえ、認知症を予防になります。集中力の増加、発想力の豊かさなどにも効果が期待できるそうです。
では、どうすればミトコンドリアは増えるのでしょう。
一つには、一日2時間程度の運動を1週間程度続けると、30%程度ミトコンドリアの量が増えたという実験結果があるそうですので、2時間できなくても適度な有酸素運動を毎日続けることが、若さを保つことに効果がありそうです。
まとめ
毎月何千円とかかるサプリメント。本当に必要でしょうか?
実は、そんな人ほど運動不足だったり、睡眠時間が短い・質が悪い方が多いのではないでしょうか?
人の体は、睡眠を取ることで、日々の疲れ、ストレス、そして老化と闘っています。
その睡眠をいい加減にしていては、アンチエイジングも本末転倒となりかねません。
だからこそ睡眠がアンチエイジングの第一歩と言えるのです。