冷え性でも寝付きを良くするための6つの習慣 その2
では、靴下をはいて寝ないと眠れないよという方は、どうすれは眠れるでしょうか。
冷え性の人が眠れる6つの習慣を見ていきましょう。
こちらもあわせて読んで見てください。
1.布団を温めておく
2.接触温感の高い寝具を使う
3.お風呂に入ってから就寝までの時間を空けすぎない
4.冷えた飲み物を控える
5.体を温める食事をする
6.どうしてもダメなときは脱げやすい靴下をはく
習慣3:お風呂に入ってから就寝までの時間を空けすぎない
良い眠りを取るのに必要なのは、指先の温度の上昇と下降の温度差を作ること。
睡眠不足を解消し、眠りの質を良くする5つの快眠習慣
お風呂に入って温まったからだが冷えるほど就寝までに時間を空けると、逆に眠りにくくなることも。できれば、入浴後30分以内に布団の中に入りましょう。眠りに付けない場合は、足が冷えないように靴下を履いたり、レッグウォーマーなどで体温を下げないことが大切です。寝るときには必ず脱ぎましょう。
習慣4:冷えた飲み物を控える
お風呂上りに一杯。おいしいですよね。でもこれが冷え性の原因に。ビールは夏のものという感じですが、最近は冬でも飲むそうです。普段から冷たいものを飲む習慣のある人は、暖かいものや常温のものを飲む習慣に変えるだけで、冷え性が改善されることも。最近では常温の自動販売機も設置されてきているそうです。どうしても外食で冷たいものを頼む時は、氷なしでの一言を。
習慣5:身体を温める食事をする
もちろん暖かい食事をとることは基本ですが、体を温める食材を意識して食べることが有効です。
主に寒い時期が旬となる食材は冷えを防ぐ効果があると言われています。
特に根菜類が良いのですが、同じ根菜でも効果のあるものと余りないもの、逆に冷やしてしまうものがあるので、注意が必要です。
根菜の効果 | 身体を温める | どちらでもない | 身体を冷やす |
生で食べる | ニンジン
山芋(自然薯) たくあん(大根) |
かぼちゃ サツマイモ |
大根
山芋(長いも) ごぼう ジャガイモ |
温めて食べる | ごぼう
ニンジン レンコン |
かぼちゃ
サツマイモ |
ジャガイモ |
肉類や醤油は体を温める食材なので、一緒に摂ると冷えを緩和してくれます。また、ゴマに含まれるビタミンEも、末梢血管障害を解消させるという効能があるので、一緒に食べると良いでしょう。
習慣6:どうしてもダメなときは脱げやすい靴下をはく
どうしても靴下をはかないと眠れないという方もいるでしょう。
そういう方は綿100%やシルク100%、ウール100%などの天然素材100%の靴下を選ぶことが大切です。
サイズも普段履く靴下よりも、少なくとも2サイズ大きい靴下を選んで、脱ぎやすいものを履くことで無意識でも脱ぎやすくすれば不快感も少なくなるでしょう。
まとめ
靴下を履いて眠ると体温調節ができなくなり、逆に冷えてしまいます。冷え性対策で靴下を履くことは、絶対にやめましょう。その代わりに6つの習慣で冷え性対策をしてみてくださいね。
1.布団を温めておく
布団乾燥機や湯たんぽなどを使い、就寝前に布団を温める。ただし一晩中は禁止。
2.接触温感の高い寝具を使う
触ってヒヤッとしない毛布などを体の近いところに使用する。電気敷毛布は汗・湿気を吸わないことに注意。
3.お風呂に入ってから就寝までの時間を空けすぎない
身体が冷えてしまうと眠りにくくなることも。時間が空くときは冷やさない対策を。
4.冷えた飲み物を控える
冷え性の人は普段から常温や暖かい飲み物にすることで、体質改善になることも。
5.体を温める食事をする
身体を冷やさない温める食品を食事に取り入れることで、冷え性改善になります。
6.どうしてもダメなときは脱げやすい靴下をはく
できるだけ脱げやすいゆったりした靴下を。化繊のものは蒸れるのでゆるくてもダメ。
靴下を履いて寝るのがダメな理由と、その対処法と習慣はご理解いただけましたか。冷え性は本当につらいものですよね。
最初はあまり効果が出ないこともありますが、続けることが改善につながります。ぜひ試してみてくださいね。