冷え性でも寝付きを良くするための6つの習慣
では、靴下をはいて寝ないと眠れないよという方は、どうすれは眠れるでしょうか。
冷え性の人が眠れる6つの習慣を見ていきましょう。
1.布団を温めておく
2.接触温感の高い寝具を使う
3.お風呂に入ってから就寝までの時間を空けすぎない
4.冷えた飲み物を控える
5.体を温める食事をする
6.そうしてもダメなときは脱げやすい靴下をはく
習慣1:布団を温めておく
当たり前なのですが、冷たいお布団は寝にくいもの。温めておくことで眠りやすくなります。
ただし、一晩中温めておくことは厳禁。靴下以上に体に悪影響が出ます。
特に電気敷毛布を一晩中つけておくことは、脱水症状や心臓への負担に。体温のコントロールがうまくできなくなることも。
温める方法としては
- 布団乾燥機を使って温める:現在様々なメーカーから出ている布団乾燥機。値段も5千円くらいからと比較的手ごろに買えます。眠る30分くらい前に温めておくのがおすすめです。ノズルを布団の間に入れるだけで使用できるタイプが特におすすめです。
- 電気アンカ・湯たんぽ:昔ながらの湯たんぽは徐々に温度が下がっていくので、高い温度のお湯を入れたくなりますが、湯たんぽで温めた布団へ入るくらいの気持ちで。電気アンカも設定温度は低めに。足元の温め過ぎは、靴下を履いているのと同じです。
- 電気敷毛布:冒頭でも書きましたが、一晩中つけておくことは絶対にダメ。布団を温めるために使用するのが〇。どうしても一晩中使いたい場合は、布団の下に敷いて体を温めるのではなく布団を温めることや、床からの冷えを防ぐのに使用しましょう。
- 温熱電位敷きふとん:遠赤外線で温める家庭用医療機器。西川などの大手メーカーが販売する温熱と電位を使用した治療器ですので、専門店で買えます。効果は抜群ですが、15~20万円以上と大変高価です。
自分にあった温め方を選んでくださいね。
習慣2:接触温感の高い寝具をつかう
接触温感とは文字通り触れた時に冷たく感じにくいということ。
接触温感の高い寝具の代表は毛布。起毛素材は熱を奪いにくく、その隙間には空気という保温層を作るので、熱が奪われにくくなるんです。ただし、気持ちいいからと言ってマイクロファイバーやアクリル毛布は靴下と同じ。汗や水蒸気を吸わない素材では、蒸れによる不快感と水分による熱の吸収で逆に冷えてしまうことも。
子どもの場合には布団を跳ね飛ばしてしまったり、風邪をひいてしまったりなんてことにもなります。
使用する毛布は、ウール・カシミヤ・キャメルなどの獣毛毛布がおすすめ。吸湿性と保温性が抜群です。次におすすめはシルク毛布。非常に繊細なので敷くのには向きません。綿毛布やガーゼ素材もおすすめです。