睡眠不足を解消し、眠りの質を良くする5つの快眠習慣 2

飲み過ぎた女性

習慣2.電球を昼光色(白色)ではなく電球色(赤色)に変える

人間の生活環境には過ごしやすい光の色=色温度:ケルビン(K)があります。色温度の説明をすると難しくなるので、簡単に言うと、赤っぽい色は色温度が低く青っぽい色は色温度が高い状態です。写真を撮った時に夜は赤っぽく写ることがあり、晴天の日光下でとると青っぽくなるのは、この色温度が違うからです。下図を見てください。

光環境の生活適合性

生活しているとあまり気にしていない光の照度と色温度の関係ですが、実は生活と密接に関係しているんです。眠りやすいのは左下の丸の中。でも、日中生活しやすいのは右上の丸に囲まれた部分です。

眠るための快眠習慣2

間接照明やスタンドライトを電球色に変えて、夕食が終わったら昼光色や昼白色の電気を消しましょう。

まとめ

食事が色鮮やかにおいしそうに見えたり、字が読みやすい環境は白色~昼光色のライト。どうしてもこの部分での生活が長くなりやすいのですが、睡眠に向かう環境ではないんですね。おいしいご飯を食べた後は電球色のライトでリラックスすることが良い眠りの2つ目の習慣です。

 

3.夕食は遅くても就寝時刻の2時間前までに終える

食事におけるトリプトファンの摂取がメラトニンの増大につながるという話はまた次の機会にして、寝る2時間前には食事を終えましょうという話。

食事の後に晩酌でいつまでもおつまみを食べながらテレビを見ている。なんてことありませんか?

夜仕事から帰るのが遅くて、1時間で食事と入浴を終えて眠りにつくことはありませんか?

はたまた写真の女性のように飲み過ぎて寝てしまうなんてことは・・・。

飲み過ぎた女性

確かにお腹がすいていると眠れないこともありますが、消化という活動は眠りを妨げます。眠るということは、内臓や脳の温度を下げて休ませることなんです。でも、食事を消化していると温度が下がりにくくなるんですね。しかも、通常寝ている間に体を修復したり、記憶の整理をするエネルギーは、脂肪を燃焼することで得ているのですが、就寝直前に摂取するとその食事が優先的に消費され、痩せにくく太りやすい身体へと変化してしまうのです。

眠るための快眠習慣3

食事をとるのは就寝2時間前までに。0時に寝るのであれば21時までには食事を終えるのが理想です。

まとめ

睡眠とダイエットの話もまた次の機会にと思いますが、食事の消化にはおおよそ2~3時間はかかります。身体をしっかりと休めるには最初の2時間の睡眠が大切。この時間帯に胃や腸を働かせないことが良い眠りの3つ目の習慣です。

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